「雨ニモマケズ」引き継ぎたい宮沢賢治の心
こんばんは
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」に会ったのは小学生の高学年だったと記憶しています。まだその頃は、この詩の偉大さに気づいてはいませんでした。
ところが受験、いい大学を出て、いい企業に就職することが成功の証という風潮に煽られ、人より前に進むことが「幸せ」であるといつのまにか刷り込まれていました。それとは反対に自分の中では「ほんとうにそうだろうか?」という疑問が心の片隅にいつもありました。
この繰り返しの中で得られる幸せは、比較の中で得られる何か、相対的な幸せです。
最近になり、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」に触れ、その高貴な生き方に「強く憧れる」ようになりました。
「雨ニモ負ケズ」
雨にもまけず
風にもまけず
雪にも夏の暑さにもまけぬ
丈夫なからだをもち
欲はなく
決して怒らず
いつもしずかにわらっている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜をたべ
あらゆることを
じぶんをかんじょうに入れずに
よくみききしわかり
そしてわすれず
野原の松の林の蔭の
小さな萓ぶきの小屋にいて
東に病気のこどもあれば
行って看病してやり
西につかれた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北にけんかやそしょうがあれば
つまらないからやめろといい
ひでりのときはなみだをながし
さむさのなつはオロオロあるき
みんなにデクノボーとよばれ
ほめられもせず
くにもされず
そういうものに
わたしはなりたい
「本郷ふふ訪問看護リハビリステーション」の私達は「宮沢賢治」の心を引き継ぐことを約束します。
JUN
PS:花が咲き誇る春がきました。
シデコブシです
本郷ふふ訪問看護リハビリステーションの玄関に咲く水仙です。
クリスマスローズです。
エネルギー溢れる春がきました。
皆さんの心にエネルギーが降り注ぎますように!私にも。。^^